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マゾでもいいじゃないか 1km/hくらいでのんびり 恒星塵 紫と愛と飯 ヽ( ・∀・)ノ みおまお&れお成長日記! ふがふがふが~? めろーいえろおおおおおおお 碧、はじめます 人生そんなもんです 綺麗なお姉さんが好きですが? こんにちはブリタニア エキサイト以外のブログ
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実家、と呼べるほど長く住んでいる家ではないが、
東京から埼玉に越してきて6年。俺はこの家で生活していた。 築何十年か分からないようなボロい借家だが、俺はこの家が好きだ。 身体の弱い母親に顔だけでも見せようと、週末はこの家に戻るようにしている。 親父の部屋のPCに大航海時代をインストールしてあるので、 こっちにいてもいつもと変わらず大海原に旅立てる。 スーファミ版大航海時代2の大ファンだった妹が、 俺の横からPCの画面を覗き込んでいた。 ふと、買い物に行ったはずの母親が戻ってきた。 「なんか火事みたい。真っ赤な煙が見える。」 急いで外に出ると、 うちの玄関からでも夜空が赤く染まっているのが見えた。 距離は100メートルと離れていない。 住宅が密集し、路地も狭いこの地域での火事は非常に怖い。 遠くから消防車のサイレンの音が近づいてきたが、 俺のオデッセイですら角を曲がるのに苦労するこの場所まで、 はたして消防車がたどり着けるのか・・・ いつもはゴーストタウンのように人気のない住宅地に、 どこから湧いてきたのかと思うほどの人が集まってきた。 俺は妹と一緒に、燃えていると思われる家を迂回するように現場を見に行った。 大きな畑の向こう側で、本当に家が燃えていた。 さすがに不謹慎なので撮影はしなかったが、 テレビのニュースで見るように、 木造の家が丸々と炎に飲み込まれていた。 「○○さんのお宅よね・・・」 「お隣は留守なのかしら。洗濯物が干してあるわ。」 近所のおばさんたちが話していた。 そのうち、消防隊員たちが駆けつけ、 太いホースを抱えて畑の中に飛び込んでいった。 向こう側でも消火活動をしているらしく、 あちこちから水柱が見えた。 大丈夫そうだな・・・ 安心した俺は、 これ以上いても消防隊員の邪魔になるだけなので家に戻った。 再び大航海時代オンラインに戻る俺。 クエストの途中で一緒だった隻眼の変態海賊は仕事に出かけ、 俺はひとりぼっちでコペンハーゲンの出航所にいた。 急に現実に戻った俺は、船に十分な食料と砲弾が積んであるか確認し、 ズンド海峡の海賊退治に向かった。 水平射撃、弾道学、そして覚えたての貫通スキルを使い、 敵船のウォーリックコグにカロネード砲12門を撃ち込んでいると、 親父が帰ってきた。 なぜか、びしょぬれだった。 どうしたの。と俺は聞いた。 真っ先に現場に到着したので消火活動を手伝ってた。 と、親父は答えた。 元気だなぁ( ´_ゝ`)
by m-ayatsuji
| 2005-04-26 21:29
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